40年前に武生市(現福井県越前市)白山・坂口地区に飛来したコウノトリ、「(愛称)コウちゃん(武生)」の孫で、2009年10月に豊岡市で放鳥された後、12月に三重県で死んだ雌の「唐子(とうこ)」を兵庫県から譲り受け、2010年11月に越前市がはく製化した。
飛来から40年を経て、武生の血を受け継ぐコウノトリが越前市に戻ってきました。はく製化は、昨年10月の唐子放鳥に立ち会った白山・坂口地区住民らの要望などを受け越前市が決めた。今後は自然環境を学ぶ教材として活用していく予定。
唐子はコウちゃんの孫4羽のうちの1羽で、2005年4月にコウちゃんの“一人娘”の「紫」から生まれた。
他の2羽は放鳥され、1羽は兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園で飼育されている。

●写真は越前市エコビレッジ交流センターに展示されている「コウちゃん(武生)」の孫「唐子(とうこ)」のはく製。
コウノトリ唐子コウノトリ展示パネル
コウノトリ白崎
コウノトリ王子
田んぼづくり
展示室